車でめぐる アート× 縄文
八戸、青森、弘前の2泊3日プラン

[八戸ポータルミュージアムはっち]の1階にあるセレクトショップ。南部裂織やこぎん刺し、八幡馬などの工芸品から、南部せんべい、サバ缶などの食品、地元ならではのグッズなど、お土産品も充実。デザインやアート、郷土に関する書籍なども多く取り揃える。縄文にまつわるグッズや書籍もお見逃しなく。

住所：八戸市三日町11-1 八戸ポータルミュージアム1F
TEL：0178-20-9661
営業時間：10:00〜19:00
定休日：火曜

国宝《合掌土偶》のほか、世界遺産となった是川石器時代遺跡の出土品を展示。縄文の暮らしを追体験できるシアター、重要文化財の漆器や土器を鑑賞する「縄文の美」展示室など、縄文文化の魅力をたっぷり学べる。日曜日には予約なしで縄文体験もできる。喫茶コーナー［これカフェ］では、「縄文ラーメン」や「縄文ソフトクリーム」も提供。

住所；八戸市大字是川字横山1
TEL：0178-38-9511
開館時間：9:00〜17:00
休館日：月曜、祝日の翌日、年末年始

［八戸公園こどもの国］は、広さ37ヘクタールの広大な敷地を持つ公園。ジェットコースターや観覧車などのある「遊園地ゾーン」をはじめ、サル山のある「動物放牧ゾーン」、草花を楽しめる「植物園ゾーン」、広々とした「芝生広場ゾーン」などの9つのゾーンで構成。「展望ゾーン」には縄文親子像のモニュメントがあり、親は身長10m体重7t、子は身長5m体重3t。大きな縄文親子と一緒に写真を撮ろう。

住所：八戸市大字十日市字天摩33-2
TEL：0178-96-2932（八戸公園事務所）
営業時間：9:00〜17:00※施設により異なる
定休日：月曜（祝日の場合は翌日休）

考古、民俗、歴史、無形資料の常設展示は見応えがあり、八戸の文化を広く知れる施設。資料約7万点を所蔵し、無形資料展示室では祭りや芸能の映像も見ることができる。ミュージアムグッズ「メドツ（カッパ）が出るぞ」看板のマグネットステッカーはSNSでも話題に。

住所：八戸市大字根城字東溝35-1
TEL：0178-44-8111
営業時間：9:00〜17:00
休館日：月曜、祝日の翌日、年末年始

二ツ森貝塚は、今から5,500年から4,000年ほど前に縄文人が生活を営んだ、青森県内最大級の貝塚。ここから出土した土器などを展示しているのが、閉校になった小学校を改修した［二ツ森貝塚館］だ。縄文時代のイメージが描かれたイラストマップや、縄文時代の貝殻が積み重なった大型の貝層断面の展示は必見。

住所：上北郡七戸町字鉢森平181-26
TEL：0176-68-2612
開館時間：10:00～16:00
休館日：月曜（祝日の場合は翌日休）、祝日の翌日、年末年始（12/27〜1/4）
入場料：無料

美しい並木道を通った先にあるジェラート専門店。七戸町で牧場を経営している金子ファームが手がけており、自社で飼育するジャージー牛の濃厚な搾りたてのミルクを低温殺菌したジェラートベースは、その日に提供する分だけを毎朝手作り。看板メニューの「ジャージーミルク」をはじめ、「ブルーベリー」や「チーズ」、「コーヒー」などの定番メニュー、さらに期間限定のフレーバーも登場。シングル400円、ダブル450円。

住所：上北郡七戸町立野頭69
営業時間：10:30〜17:00
定休日：無休 ※臨時休業あり

ブナ原生林に囲まれたリゾートホテル。八甲田エリアでは珍しく通年入浴できる露天風呂は渓流に面しており、せせらぎに耳を傾けながら良質な天然温泉を楽しめる。水風呂やミストサウナには八甲田山の伏流水を使用し、肌をしっとりさせてくれる。木のぬくもりを感じられる客室は、ヨーロッパの山荘を思わせるあたたかみのある空間。夕食には青森近海の鮮魚や地元の野菜、牛肉などを使った創作会席、朝食は郷土料理をビュッフェで提供。八甲田アクティビティの拠点にも便利なホテルだ。

住所：青森市荒川八甲田山中
TEL：017-738-0658

旧野沢小学校を改修した施設で、出土品の展示や保管、小牧野遺跡に関する情報発信を行っている。縄文人の暮らしなどをテーマにした4つの展示室では楽しく遺跡を学ぶことができ、ミュージアムショップではオリジナルグッズなどの販売も行っている。

住所：青森市野沢沢部108-3
TEL：017-757-8665
営業時間：9:00〜17:00
休館日：12/29〜1/3

国の特別史跡に指定されている、日本最大級の縄文集落跡。2021年には「北海道・北東北の縄文遺跡群」のひとつとして、ユネスコの世界文化遺産にも登録された。竪穴住居跡やお墓、貯蔵穴など、生活の跡が発見されており、重要文化財に指定された出土遺物は2,000点近い。大型竪穴住居や3棟の高床建物、大型掘立柱建物など、見どころ満載。［れすとらん五千年の星］では「発掘プレート」（1,500円）という名のメニューがあり、ごはんの中からはまぐりの貝殻が出てきたら当たり。栗を使った「そふと栗夢」をプレゼントする。

住所：青森市三内字丸山305
TEL：017-766-8282
営業時間：9:00〜18:00（入場は閉館の30分前まで）※時期により異なる
レストランは11:00～15:30（15:00LO）
定休日：第4月曜（祝日の場合は翌日休）、年末年始
観覧料：一般410円

岩木山の火山活動により、百沢温泉や嶽温泉など特徴豊かな泉質の温泉が複数湧き出す岩木地区。温泉旅館や宿が点在し、山麓や里山にも温泉施設が揃う。また温泉郷の近くには「世界一の桜並木」があり、総延長約20kmにわたる県道沿いに桜が咲き誇る光景は圧巻。

岩木山観光協会
住所：弘前市百沢字裾野124
TEL：0172-83-3000

岩木山北東麓の標高143～145mの丘陵に位置する、約3,000年前の縄文時代晩期の環状列石が発見された遺跡。縄文時代晩期の環状列石は国内でも希少で、発掘調査で内容が判明した唯一の事例でもある。やや楕円形の環状列石は、77基の組石を配置して作られている。他にも土器や石器、祭祀用の岩版・石剣などが発見された。

住所：弘前市大森字勝山
TEL：0172-82-1642（弘前市教育委員会文化財課）

出典：JOMON ARCHIVES（弘前市教育委員会所蔵）

国道339号沿いにある道の駅。生産量日本一のスチューベンをはじめ、お米やりんごなど、農業の盛んな鶴田町にあるため、新鮮な野菜が並ぶ農産物直売所や、青森のお土産コーナーなどのほかに、大豆とお米の加工施設も併設する。2007年の発売以来、たびたび話題になるのが「びっくりパン」シリーズ。「びっくり焼きそばパン」、「びっくりメロンパン」など、通常サイズの3～5倍ものパンが楽しめる。

住所：北津軽郡鶴田町大字境字里見176-1
TEL：0173-22-5656
営業時間：9:00～17:00（道の駅本館）、10:00～17:00（大豆米加工施設）
定休日：無休

亀ヶ岡石器時代遺跡からから北西約10kmの場所にあるJR五能線の木造駅には、遺跡から出土した遮光器土偶を模した巨大モニュメントがある。「しゃこちゃん」の愛称で親しまれる土偶は、電車の発着のタイミングで目を点滅させてお知らせする「いらっしゃいビーム」が名物。駅舎は、『東北の駅百選』にも選定されている。

住所：つがる市木造房松10
TEL：0173-42-2110

2023年にリニューアルオープンした［つがる市縄文住居展示資料館カルコ］。 館内には大型竪穴建物を復元し、その中に縄文時代の暮らしを再現。亀ヶ岡石器時代遺跡から出土した遮光器土偶のレプリカはあらゆる方向から観察できる。田小屋野貝塚の展示コーナーでは、縄文時代前期の成人女性人骨を公開している。また、新設したミュージアムショップでは、縄文好きで知られる俳優の片桐仁さんによる「ペットボ土偶」を販売中。

住所：つがる市木造若緑59-1
TEL：0173-42-6490
開館時間：9:00〜16:00
休館日：月曜（祝日の場合は翌日休）、祝日の翌日（土日祝の場合は翌平日休）、年末年始
観覧料：一般200円

2024年４月にオープンしたばかりの施設。史跡大平山元遺跡から見つかった土器や石器の展示、映像資料などを通して、旧石器時代から縄文時代の人々の生活の変遷や、自然環境の変化を学ぶことができる。大平山元遺跡から見つかった北東アジア最古級の土器とされる「無文土器」は、縄文時代の始まりを示す貴重な展示品。

住所：東津軽郡外ヶ浜町字蟹田大平沢辺46-4
TEL：0174-22-2577
開館時間：9:00〜16:00
休館日：月曜（祝日の場合は翌日休）、年末年始

出典：JOMON ARCHIVES