会期の後半8月9日(金)より、青森県立美術館を皮切りに栗林隆の《元気炉》が5館を巡回します。
栗林は空間の内と外、自然と人間、人間同士の間にある境界など、あらゆる時代や場所に存在する「境界」に目を向けて、その意味を問い直すような作品を制作してきた作家で、《元気炉》は原子炉の形状をした構造物に薬草の香りを帯びた蒸気を発生させ、観客が中に入る体験型の作品です。本フェスでも開催館周辺に自生する野生の植物や薬草を使用するほか、各館で音楽イベントなどの関連企画を開催予定です。
実際に作品を体験いただけるイベントの詳細スケジュールが決まりましたのでこちらよりご確認ください。