2024.04.13

「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」開幕しました!

青森県初、県内の個性豊かな5つの美術館・アートセンター(青森県立美術館、青森公立大学 国際芸術センター青森 、弘前れんが倉庫美術館、八戸市美術館、十和田市現代美術館)が連携し開催する 「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」がいよいよ開幕となりました。

前日の4月12日(金)には青森県知事、開催4市(青森市、弘前市、八戸市、十和田市)の市長、館長、学芸員、アーティストらが参加しオープニングセレモニーが行われました。

冒頭、杉本実行委員長から「アートをテーマにした周遊や滞在観光を促進する青森県初の取り組みとなる。地域に根ざして活動するキュレーターが議論をしながら丁寧につくりあげている。個性豊かな5館がゆるやかにつながり、これまでにない新しい形のフェスの実現となる。」と挨拶があり、 続いて宮下知事より「本フェスのテーマにある“はらっぱ”とは、広大な草原、広がる空のもと各々が好きなことをして過ごす場であり、それは自由の表象であり、アートの根源的な価値を表すものではないか。個々に価値を有する5館が連携し、よりおおきなつらなりのはらっぱになることで、青森県としてのアート、青森県の新しい価値を新しく発信できる。県内、全国、世界から多くの方がそれぞれの館を訪れ、楽しみながら青森を感じてほしい。」と挨拶しました。

当日は参加作家約50組のうち、30名近いアーティストが参加。代表し会期後半に5館を巡回する作品を発表する栗林隆さんから「全国の中でも、素晴らしい美術館が5つもある県は珍しい。青森の可能性を感じる。《元気炉》という作品では、是非皆さんに参加してもらいアートの新しい可能性を感じてほしい。」と挨拶されました。

本フェスは今年度のテーマ「つらなりのはらっぱ」を各館が読み解きメイン企画や関連イベントの企画、さらに各館を巡回する共通企画など多種多様なアート体験と共に、青森県を周遊してもらうことを目的としたこれまでにないアートプロジェクトです。ぜひこの機会に青森でアート体験をお楽しみください。