AOMORI GOKAN アートフェス 2024 メイン企画

エンジョイ!アートファーム!!

周遊チケット対象

八戸市美術館

【会期】
2024年4月13日(土)— 9月1日(日)

【休館日】
火曜日(祝日の場合は翌日)および6月26日(水)
※ただし4月30日(火)、8月13日(火)は開館

【会場】
ジャイアントルーム

【観覧料】
無料
※窓口で周遊チケットご提示いただくと、AOMORI GOKAN アートフェス2024 オリジナルグッズをプレゼントいたします。

【参加作家】
磯島未来、漆畑幸男、しばやまいぬ、蜂屋雄士、東方悠平

【会場構成】
佐藤慎也

【グラフィック】
野間真吾

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展示風景 東方悠平 《自由の像、不自由なバナナ》2024年

八戸市美術館のコンセプト「出会いと学びのアートファーム」を体現した企画です。

展覧会やプロジェクト、コミュニケーションを種として、訪れた人々が得る出会いや学びが栄養となり、それぞれの感性や創造力が育まれる。この美術館は、その畑(ファーム)となり、まちの未来を創造していきます。

そんな美術館を象徴する空間「ジャイアントルーム」で、八戸を拠点に活動する5人のアーティストが、訪れる人たちと共につくり、楽しむプロジェクトを展開していきます。

作品を鑑賞したり、絵を描いたり、人々の集まりに参加してみたり、ジャイアントルームに滞在するアーティストと交流したり……。絵画や版画、写真、ダンスなど、多様なジャンルでのプロジェクトが日々繰り広げられます。

訪れるたびに変化するジャイアントルームのあり方は、訪れる人によって使い方が決められていく「はらっぱ」のような場でもあります。「はらっぱ」でもあり、「ファーム」でもあるこのジャイアントルームで、さまざまな作品や活動、そしてアーティストとの出会いをお楽しみいただけます。

5人のアーティストたち、ジャイアントルームにて( 左から磯島、東方、漆畑、しばやまいぬ、蜂屋)

◎参加作家

磯島未来(振付家・ダンサー)
ジャイアントルームを訪れた人から、これまでに経験した出来事や、生きる上で大事にしていることなどを磯島が聞きとり、その話をもとに、その人らしさが凝縮したダンスの振付をその場で考案します。できた振付は、磯島か参加者自身が踊り、映像にして公開する予定です。

磯島未来《スタディ;わたしたちを読む》 2014年

漆畑幸男(画家)
これまで制作した作品の展示とあわせて、漆畑が訪れる人たちとともに大きな1 枚の絵を制作します。また、展示作品について考え、語ることのできる場を設け、集まった「解説」をもとに、参加型の「画集」を制作するプロジェクトも展開します。

漆畑幸男《幸福の歌》 2014年

しばやまいぬ(少女板画作家・イラストレーター)
ジャイアントルームに、しばやまいぬの世界観を具現化した森が出現します。森には板画作品の虫が潜み、訪れる人たちは虫を捕まえ、集めることができます。また、訪れる人たちが考えた新種の虫も加えることができ、それらを図鑑に収めることで、訪れる人たちとアーティストが共に森や虫図鑑を育てていきます。

しばやまいぬ《疾風少女2》 2018 年

東方悠平(アーティスト)
ベトナムに長期滞在するなど、東南アジアとの関わりが深い東方は、ベトナムで見つけた野生のバナナを手がかりに、訪れる人たちと、一人ひとりが考える「自由」について語り合ったり、表現したりしながら、ジャイアントルームに現代版の「自由の女神」を建設します。

東方悠平《TENGUBUCKS Cafe in Hue – Co ee Float》 2019 年

蜂屋雄士(写真家)
「 家族写真」を大事にしている蜂屋が、出産、進学、結婚、旅行、葬式など、参加者とともに「家族」と「写真」をめぐるトピックスについて深めるラーニングプログラムを実施し、参加者と蜂屋が撮影した家族写真を展示します。

蜂屋雄士《大須賀海岸と》 2023年